実山椒の炊き込みご飯

山椒の爽やかな香りと舌に残る刺激がクセになる炊き込みご飯のポイントは、具材がシンプルなこと。実山椒の佃煮と油揚げ、しらすのみなので、山椒の香りをしっかりと感じられる。

「山椒といえば鰻の蒲焼きをイメージしますが、それだけではなく、肉や魚、野菜などいろんな食材と相性がいいんです」。

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炊飯器に研いだ米、山椒の佃煮などの具材を入れてスイッチを押すだけ。
山椒の香りがふわっと広がり、食べた後にピリリとした刺激が感じられる。後味スッキリの炊き込みご飯が完成。

「お好みで、もち米を加えて炊飯すると、おこわ風に仕上がります。また、おにぎりにして醤油を塗り、焼きおにぎりにしても美味しいですよ」。

しらすは、やわらかい食感を活かすために炊きあがってから炊飯釜に入れ、5～10分ほど蒸らす。

〈使用する食材〉2合分
米（2合）、実山椒（大さじ1）、油揚げ（1枚）、しらす（30ｇ）
【だし】
だし（400ml）、淡口しょうゆ（小さじ2）、みりん（小さじ2）、酒（大さじ1）、塩（小さじ1/4）

〈作り方〉
①米は研いで30分程浸水させ、水気を切っておく。

②油揚げは油抜きをして粗みじん切りにする。

③炊飯釜に①の米を入れ、【だし】を2合の目盛まで入れる。その上に実山椒、②をのせて炊飯する。

④炊きあがったら、しらすを加えて5～10分程蒸らす。