高槻の秋野菜を取り入れた簡単おしゃれレシピ③-カルパッチョ

次はレモンの爽やかな香りとすっきりとした酸味が楽しめるカルパッチョ。甘くて濃厚な味わいのホタテとレモンを組み合わせることで、ホタテのうま味を引き立ててくれる。「レモンを薄切りにし、ホタテと交互に並べてしばらく置いておくと、ホタテにレモンの香りが移ります。仕上げにレモン果汁で作ったドレッシングをかけて出来上がり。新鮮なレモンの酸味がホタテによく合います。ソースを作って添えるだけなので、もう一品ほしいときや、時間がないときにもおすすめです」。

カルパッチョで使用するレモンは唐崎地区で農業を営む籠野さんが育てたもの。地元産の米のもみがらを、レモンの木の根元に何層も重ねるという独自の栽培法を採用。「たっぷりの果汁はもちろん、無農薬なので皮まで料理に使うことができます」。

レモンと言えば、やはりビタミンＣ。「ビタミンＣは美白効果や免疫力アップなどに欠かせないビタミンです。他にも疲労回復に効果的なクエン酸なども含まれているので、毎日の食生活に積極的に取り入れたいものです」。

ポイントは③のドレッシングづくり。「搾りたての香りは抜群です。なるべく新鮮なレモンを使ってください」。

【ホタテとレモンのカルパッチョの作り方】
①ホタテ貝柱は厚さを2～3等分に切る。
②レモンは半分に切り、薄切りにする。残りのレモン汁は搾る。
③②のレモン果汁（大さじ1くらい）に塩、こしょうを混ぜ合わせ、塩が溶けたら、④EXバージンオリーブ油を加えて混ぜ合わせる。
⑤皿に①のホタテと薄切りにしたレモンを交互に並べ、③のドレッシングをかけ、刻んだイタリアンパセリとピンクペッパーを飾る。

〈使用する食材〉2人前
ホタテ貝柱（刺身用 8～10個）、レモン（1個）、EXバージンオリーブ油（大さじ2）
塩（適量）、こしょう（適量）、イタリアンパセリ（適量）、ピンクペッパー（適量）